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執筆者の写真LEO FLAMMA

これからは「ジョブ型雇用」が主流になる!?

【NO.78】


こんにちは、レオフランマです。


関西は梅雨入りしましたね☔


最近は新型コロナも少しずつ納まりつつ、普段の日常に戻ってきた方も少なくないと思います。


ですが、世界経済が大きなダメージを負っているのは間違いなく、日本企業も例外ではありません。


来たる年末に向け、倒産案件や廃業といった数が著しく増加すると言われており、失業者の数も悲惨な数字になると思われます。


ヨーロッパの方では、「今年のクリスマスは来ない」と言っている方も耳にしました。


そして、アフターコロナの世界では雇用形態も大きく変わっていくと報じられており、早いところではもう導入している企業も多くあります。


そんな、数多い案件の中で本日は、


「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」のお話しを少ししていきたいと思います。



ジョブ型雇用の特徴

ジョブ型雇用とは仕事を基準に人を割り当てる雇用形態です。

営業なら営業、経理なら経理といったように必要な業務に応じてスペシャリストを社内外から採用するので、能力を磨けば年齢に関係なく会社の要職に就き、高給を得られる可能性があります。そのため、能力を磨き、より条件の良い会社に転職していく方が多いです。

ただし、日本は解雇規制が厳しくジョブ型雇用は浸透しづらい傾向にあります。一部成果主義的な要素を取りいれても年功序列の人事制度をベースにしている企業は多いです。また転職市場も十分に発達していません。


メンバーシップ型雇用

メンバーシップ型雇用とは日本企業によく見られる雇用システムで、会社に最適化された人材を育成する雇用方法です。年功序列・終身雇用と相性の良い雇用制度で、人口ボーナスによる経済成長のタイミングでは効果を発揮します。

ただし、人口ボーナスが発生しないタイミングでは規模拡大よりも生産性の高い業務遂行が求められるので、メンバーシップ雇用の弊害が大きくなります。


メリット・デメリット

ジョブ型雇用


メリット

・ゴールが明確、生産性を高めやすい。

・長時間労働に繋がりにくい。


デメリット

・成果主義的になり、雇用は不安定になりやすい。

・自分でキャリア設計が必要。


メンバーシップ型雇用


メリット

・チームワークや一体感が生まれやすい。

・会社内で様々なチャレンジができる。(ジョブローテーション)


デメリット

・仕事内容が曖昧で、長時間労働になりやすい。

・努力の成果が直接的に報酬へ反映されにくい。


ジョブ型雇用が注目されている背景

ジョブ型雇用が注目されている背景には、経団連(経済団体連合会)の推進や働き方改革があります。従来の日本型雇用では「一つの分野に特化した人材を育成しづらい」「時短勤務やリモートワークなど多様な働き方を許容しづらい」というデメリットがありました。

この解決策として注目されているのがジョブ型雇用です。「会社」ではなく「業務」にフォーカスして雇用契約を結ぶことにより、専門人材の育成、働き方のダイバーシティーを高められます。


最近では日立製作所や富士通といった多くの企業も導入しております。



まとめ

さて、いかがでしょうか?


それぞれ良い面がありますので、一概にどちらが良いとは言えませんが、チームワークや一体感、安心感が会社の強みとなっている場合は、「メンバーシップ型雇用」でないと強みを活かしきれません。


世界中から優秀な人材を集め、分業体制で事業を進める場合には「ジョブ型」が適しています。


現実的な雇用ビジョンとしては、自社に固有の仕事や組織への高い忠誠心が求められる仕事は「メンバーシップ型」、定型的で標準化しやすい業務は「ジョブ型」、一人で丸ごと受け持ったほうが効率的な仕事や専門性の高い仕事は「自営型」というように、複数タイプを併存させるのが適当と思います。


弊社では完全に「ジョブ型」の社風にはなっており、労働裁量制にて仕事を分業体制で行っております。 ちなみに経団連はジョブ型雇用をごりごり推進しています。


あなたの企業は?あなたの仕事は?


「ジョブ型」に転職したいなど、何でもご質問があればいつでも⇩にご連絡お待ちしております♪ それでは、本日はこのへんで。


have a good day!!


 

レオフランマ株式会社


人財事業部

TEL:06-4392-7643

https://www.leoflamma.com/

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