【NO.74】
こんにちは、レオフランマです。
世間ではコロナ関連のニュースがまだまだ続いておりますが、コロナショックにより、オリンピックの延期が決定・世界での株価暴落・会社倒産・世界恐慌の波が近くまで……いやもう始まって来ています。
今回のテーマは、『黒字リストラ』とはなにか?です。
この恐ろしい言葉、最近よく耳にするようになりました。
欧米では当たり前のことが、2019年ごろから急激に日本でも増えています。 働き方改革とか、欧米のビジネススタイルを真似しているので当然といえば当然ですよね。
記事を書いている私は、人材事業に関り、そして数百名以上の転職に関わってきました。
本日は、そんな『黒字リストラ』とはなにか、どうしたら回避できるのか。 さくっと解説していきます。
♦黒字リストラとは…?
結論としては、業績は良いにも関わらず社員をリストラすることです。
そのままですね…すいません。。
リストラと聞くと、業績が悪い時や景気が悪い時に仕方がなくあるもの。 そんなイメージだと思います。今までもそういった形ではありました。
ただ最近は少し違う。
特に昨年2019年からは会社の業績が良くてもリストラしてしまう『黒字リストラ』が大手企業を中心に急激に増えています。
つまりどうゆうことか。。
「大手企業、安定企業に入社したから将来安心だ!」 という時代は終わったんですね。
なぜ『黒字リストラ』が発生するかというと、大きい要因では二つあると思います。
①AIの導入
会社にとって使えない社員。AIでも代用できる社員。 そんな社員たちがAIの導入によりリストラされてしまいます。
②年功序列の崩壊
今後の景気後退を予測し、今のうちに人員削減を考える企業が多いようです。
また中高年の社員の給与を縮小し、若い世代に再配分していくという考えもあります。これは年功序列の崩壊と関係があります。
会社では働かないのに高い給料をもらっている人がいます。その分を若い優秀な人材にまわすということです。
業績が好調なうちに、社内人材の選別を行い、将来に向けて優秀な人材を固めておきたい意図があります。
それでは昨年、具体的にどんな企業が黒字リストラしたのでしょうか。
・アステラス製薬
・カシオ計算機
・ファミリーマート
・味の素
・損保ジャパン
・朝日新聞
などなど……
2020年2月の時点で、ファミリーマートの早期退職には1500名が応募しています。
東京商工リサーチによると、2019年に早期・希望退職を実施した主な上場企業は35社。その対象者は1万1351人に達したとのことです。
こんな誰もが聞いたことのある会社が普通に『黒字リストラ』をしています。
あたなの会社も例外ではないかもしれません!
今のコロナショックの影響で今後かなりのスピードで加速していくでしょう!!
◆ リストラされないためにどうするか…?
ずばり…
『会社にとって価値のある人材』になることです。
当たり前かもしれませんが、すごく難しい。
日々しっかり勉強をしてAIにとって代わられないスキルや知識を身につけましょう。
毎日自分をブラッシュアップしていくことが最も重要な事です。
また人間にしかできないことをすることも大切です。
➀ コミュニケーション能力、人間関係
➁ 芸術や創作、クリエイティブなもの
➂ ゼロからなにかをつくる、新規事業
♦まとめ
これまでは業績が悪化していれば、リストラを予期できました。
これからは、会社の利益が大きくてもリストラを予測しなければなりません。副業や転職も視野に入れて、リスク管理をしておくのも大切です。
会社に依存するのではなく、自分にしかない仕事スキルでどんな状況でも勝ち抜けるようにしたいですね。
弊社では、一般職の転職支援も対応しております。
退職時、転職の際には、いつでもご相談を!!
一人では解決するのが時間がかかり失敗してしまう事も多いです。
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レオフランマ株式会社 人財事業部 TEL:06-4392-7643 https://www.leoflamma.com/ メールでのお問い合わせはこちら❕
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